東葛白門会顧問 澁谷 信男(昭34年法卒)
東葛白門会顧問の荒木さんが87歳で去る令和3年7月13日に他界されました。
私と荒木さんは、当会の前会長志垣さんに誘われて設立準備会で初めてお会いしました。実は三人とも白門34会のメンバーでした。
34会メンバーの話によりますと、荒木さんは長野県出身で、中大卒業後は長野へ帰り税務署勤務を続け署長を最後に引退し、再上京し日本橋で税理士事務所を開き、生涯現役の一生でした。宴席でも興に乗ると故郷の歌「信濃の国」をよく歌っていたそうです。故郷を強く愛していたことがわかります。
私は志垣さんから設立準備のご案内をいただいた時、34会の役員をしていた志垣さんに協力する事が当然の義務と思い、いろいろ話し合いをしました。
荒木さんは、その時の主要メンバーの一人で、経験を生かした意見を積極的に発していました。
平成29年5月13日、当会が白門地域OB会として正式に学員会で認可され、学員会総会に出席し会旗を戴いた折は、お互いよく頑張ったとの思いをつよくしました。
荒木さんは当会の副会長として、いろいろ活動していましたが、数年前に34会の役員改選時に34会の幹事長に就任したこと、奥様の体調不良があったこと等で残念ながら当会との間は疎遠になってしまいました。
しかし、当会の今の姿があるのは、荒木さんの力が大きかったことを強く思います。
本当に有難うございました。ご冥福を祈ります。