11月18日金曜日、筑波山の麓に位置する豊里ゴルフクラブで、第15回目となる東葛白門会ゴルフコンペを開催しました。当日は好天で、紅葉が色鮮やかな見頃の時期となる絶好のコンディションに恵まれ、総勢14名で日頃の腕を競い合いました。初参加は20代の山本さん。それも初めてプレーするという記念すべき筆おろしの日となりました。
緑鮮やかなグリーン、紅葉の木々、そして池が待ち構える各ホール。この素晴らしい景観はショットの失敗を忘れさせ、気分爽快なラウンドとなりました。賞品は地元筑波の定評あるお米。その筑波米の中でも皇室献上米としてつとに名の通っている「北条米」をクラブ担当者にお願いして用意してもらいました。地元でもなかなか手に入らないお米とのことで、かなりご苦労されて入手したとのこと。その最も重量のある優勝米はなんと山岸さんが獲得されました。準優勝は前回優勝者の山本順一さん。3位に岩間さんがズッシリとした北条米を手にされました。
配布された成績表を皆さんでご覧になっていると山岸さんが、俺のスコアは「チト違ってるな」とのこと。おやっと改めて確認すると、同組で2位の山本順一さんと同じスコア。年齢で山岸さんが1位となったようです。どうも成績表が出来上がるまでのどこかで、本来のスコアがチト変わってしまったようですな。
山岸さんは85歳にして増々ゴルフが好きになってきて、最近は飛距離も伸びてきた。できるだけカートに乗らないで歩くことを信条にラウンドしているとのこと。
ゴルフの神様はきっと、失敗ショットがあっても笑顔を絶やさず、姿勢よく闊歩しながらゴルフを楽しむ山岸さんに「ゴルフプレイヤーはみな、このようにあれ」とイキなプレゼントを用意されたんだなと思うのでありました。もちろん、参加者でクレームをつけた方は人もおらず、山岸さんの優勝を再度の大きな拍手でお祝いした次第です。
中央大学同窓の地元有志で春、秋と年2回開催している東葛白門会コンペ。開催ラウンドを重ねるにつれ、顔なじみが増えて楽しい催しとなってきました。学部を問わず、年齢を問わず、いっとき一緒に汗を流すラウンドは得難い機会でもあります。
次回は来春を予定しております。ゴルフ好きな方は是非この催しに参加されて、腕試しついでに新たな仲間を増やしてはいかがでしょうか。
(ゴルフ会幹事:原田利一)