第3回史跡めぐり「松戸宿」 溝渕碩治記
10月7日(土)、前夜の雨が早朝には上がり絶好の散策日になった。参加者15名の皆さんとの「松戸宿散策」は、多くの史跡が残る相模台から・・・この辺りは第一次国府台の戦い(1538年)の激戦地で、多数の戦死者を葬った跡と伝えられる「経世塚」(現聖徳大学構内)でその戦闘の激しさに想いを馳せました。ここは、大正時代になって競馬場となり、時流の変遷の中、陸軍工兵学校、千葉大学工学部、そして今、市民の憩いの場「松戸中央公園」と姿を変えています。このあと「地獄坂」と呼ばれた急斜面を下り、国の重要文化財徳川水戸家別荘「戸定邸」へ。
昼食は、歴史ある割烹「冨吉」で皆さんと更なる親睦を深め、「本陣跡」、「松戸神社」を巡って剣豪千葉周作ゆかりの「宝光院」、そこからちょっと歩いて「善照寺の総丈五尺の火伏不動」を拝んで松戸駅で楽しい雰囲気の中、無事解散しました。