初冬の布施弁天とその界隈を歩く
                            溝渕 碩治 記  

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 東葛白門会史跡めぐりは令和3年12月4日(土)、2年ぶりに開催いたしました。散策コースは布施弁天とその界隈、19名のご参加を頂き初冬であることを忘れてしまうほどの暖かい陽射しの中を歩きました。
 「布施弁天」は真言宗豊山派の寺院東海寺の別名、ご本尊の弁財天は地名から布施弁天と称されて、関東三弁天の一つに数えられています。音楽、弁才、財福などをつかさどる女神です。健康で長生き出来ますようにとお祈りいたしました。ふくよかな弁天さまのお顔を拝見していると何となく心が和んできます。
 本堂を出て文化財指定の鐘楼等を見学しながら境内を散策、大師堂から筑波山を遠望すると日々の暮らしの煩わしさが一瞬消えてしまいました。
 東海寺拝観後、未だ秋が残る日本庭園を、会話を弾ませながら散策をいたしました。帰路、あけぼの山公園内の「さくら山」に足をのばし、葉を落としたさくらの木の多さにびっくり、花見時はさぞかし見事だろうナ、来年の4月はワンカップを飲みながら花見もいいなと、こころを踊らせました。
 出発地の我孫子に戻って創業140有余年の鈴木屋で昼会食、小林副会長の音頭で乾杯、冷たいビールで喉を潤し、美味しい松花堂お重に舌鼓を打ちながら会話を弾ませました。河野幹事長の司会で自己紹介が始まり、先輩諸氏の元気な自己紹介に驚かされ、コロナも恐れをなして退散したかのようでした。女性の参加者も4名となり、当会も華やかさが出てまいりました。
 最高の日和に恵まれて開催された史跡めぐり、参加された皆さんは「とても良い会でした」と喜んで家路につかれました。また来年お元気でお目にかかりましょう。
                                 以上

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