《平成30年度定時総会》
 今年度総会は、昨年と同じ「ザ・クレストホテル柏」を会場に6月16日、33名の皆さんのご参加を得て開催されました。
 冒頭、志垣会長から、このところの会員の減少傾向を危惧し、東葛地域には3千名にも及ぶ中央大学卒業の仲間がいること、現在の会員数は百十余名であることの報告があり、この会員数を更に増やして行く「会員増強活動」の提案がありました。受付にはこの活動への「募金箱」も用意されて、ご出席各位にご協力をお願い致しました。募金は、入会案内書、資料等の郵送費に充当します。かなりの金額のご協力を頂きましたが、案内送付先が多く、まだまだの感は否めません。
 平成の世が間もなく終わるこの年、新しい時代に向かって「会員数の拡大」と併せ「内容の充実」に努力し、母校「中央大学」の名にふさわしい「品格ある東葛白門会」を目指して行くこの活動に一層のご理解をお願いする総会でした。(前事務局長 上村陽彦記)

《平成30年度講演会》              講師 渥美雅子先生

 今ではちょっと信じられないような話ですが、昭和38年大学最後の年、先生は就職相談に学生課を訪れたそうです。その時応対してくれた係の人から「大学では女子の就職にはほとんど力を入れていない」旨告げられ、道を塞がれた思いをされたそうです。その時が「弁護士渥美雅子」の出発点だったのかも知れませんね。そこから一念発起して司法試験にチャレンジ、今があるのですから。

 演題は「熟年夫婦の円満術」、55歳で今まで歩んで来た道をガラッと変えた伊能忠敬を例に「一身二生」のお話でした。人は今まで只管(ひたすら)歩いて来た道から外れた別の道に「足を踏み入れる、」二足の草鞋でもいい、クツを履き替えてもいい、違った世界に出会い、新しい空気を吸う事が、長年連れ添ってきた夫婦が新鮮さを取り戻し、その後も円満に暮らして行ける・・・と云うお話だった、と思います。

 先生ご自身も弁護士としてご活躍の傍ら、ご主人とお二人で「二生目」の「講談師 渥美右桜左桜」のお名前でいろいろなところで高座に上がられボランティア活動をお楽しみだそうです。(前事務局長 上村陽彦記)

《懇親会》

 冒頭、ご来賓の松原誠・学員会副会長からご挨拶をいただいた後、山岸一平・東葛白門会副会長のご発声により乾杯!なごやかな懇親の場を持ちました。今年も、白門グリークラブの皆さんが駆けつけ、美声を披露していただきました。この場を借りて、篤くお礼申し上げます。

 宴もたけなわとなって、吉田黄美幹事からのアンコール・リクエストに応え、ボニージャックスの名曲「遥かな友に」(作曲・作詞 磯部 俶)をアカペラで唄っていただき、これを中締めとし、三々五々と家路につきました。